【脳血管障害の後遺症がある方】日中はなるべく身体を起こしましょう。

2021年3月17日水曜日

脳梗塞

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脳梗塞等で後遺症が残ってしまい、身体がうまく動かせない方は、どうしてもベッド上で過ごす時間が長くなってしまいます。

四肢に麻痺がある方にとっては、座っているだけでも疲れる体勢かもしれません。
しかし、座ることには効果がいっぱいあります。

・体のバランスを保つ力がつく
・全身の筋肉が活性化される
・床ずれが予防できる
・手足の拘縮が予防できる
・誤嚥を防ぎ、食事がしやすくなる
・血圧の調整がうまくいく
・食欲がわく
・表情筋が働き、表情がいきいきしてくる
・楽に排泄できる
・筋肉が働けば、脳への刺激が増え、全身の免疫力が活性化

等です。

逆にベッドで横になって過ごしていたらどうなるのでしょうか?
寝たきりの状態は、言わば宇宙の微小重力環境と近い状態だと言えます。(大げさ?)

微小重力環境では、骨に負荷がかからないため、骨の代謝バランスが崩れ、骨量が減少します。

つまり、
・骨が弱くなり、骨密度が低下
・筋力も低下
・活力低下
・睡眠障害
・床ずれのリスクが高まる

等、身体にとってマイナスのことばかりです。

なるべく座った状態を保ちましょう。

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